日曜織り人PEKOの休日

休日に機織りをしています。

第30回 クラフトフェアまつもと 其の一

5:00起きでハイウエイバスに乗り、3年ぶりの松本へ。
渋滞で50分くらい遅れましたが、ま、いつものことです。

宿に荷物を預けて、まっすぐ歩いてあがたの森公園へ。

今回は30回目、しかも好天(7月の陽気!暑すぎる☀️)ということもあってか、千客万来。
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まず、入り口近くの'SPINNUTS'のテントへ。
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サイトはこちら。
本出ますみさんが、京都のご自宅で、羊毛の輸入、販売、情報誌発行を始められたのは1984年。
まさに、この「クラフトフェアまつもと」と歩みを共にしてこられたといえます。
今日も、会場内を飛び回っておられました。

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洗毛済みのフリース(毛刈をした1頭分の羊毛のこと)を見たら…思わず買ってしまった❗️
カラードのリンカーン、量り売りで200g(洗毛ずみ)。このまま使えます。
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光沢のある長毛種の羊毛です。
主な用途は装飾用、またはマットなどに。

「羊」と一口に言っても、世界中には3000種ほどとか。
流通している羊毛は、そこまで種類は多くありませんが…。

羊の種による羊毛の特徴をまとめたサイトがありました。
Woolmark.jpのサイトです。

もちろん、同種の羊でも個体差がありますので、限りなく奥が深い世界になります。
中でもカラードウールは、グレー、ベージュ、ブラウン、黒などの色合いにも微妙な違いがあります。
長い時間眺めて一番気に入った一頭(もちろん刈り取られた羊毛)を連れて帰り、紡いで織るのは本当に楽しい。膨大な時間がかかっても、ニコニコしていられます。(でも、残念ながら、その至福の時間を何年も忘れているのですが。)

手紡ぎ初心者に向くのは、繊維が太めのロムニーなどで、織った布は敷物や服地などに向くといわれます。(肌当たりが固いので、マフラーには向きません。)
一方、織りの初心者は、マフラーを織ることが多いので、繊維が細く柔らかいタイプの羊毛を紡ぎたいわけです。
マフラーには、繊維が細く柔らかいタイプのメリノなどが向いていますが、メリノで細い糸を作るには撚りを均一にしないとすぐに糸が切れてしまうため、そこそこ熟練が要ります。

さまざまな種類の羊毛を見ると、実は血が騒ぐのですが、我が家には既に20kg位の在庫が…。
いい加減に日の目を見せてあげなくちゃ…。今年こそは…。