日曜織り人PEKOの休日

休日に機織りをしています。

第88回国展@国立新美術館

今週のお題ゴールデンウィーク2014」

連休最後の寒い日。天気予報は当たらなかったですね☁️
毎年見学している国画会の国展。今日は無料で見られます。
国展のサイトhttp://www.kokuten.com/
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公募展の中でも染織の作品が充実しているので、毎年楽しみにしています。
工芸部のフロアーには、染織と陶芸の作品が一緒に並びます。

自作のアイデアを見つける参考になるといいな、などと思うのですが、私とは作品のレベルが違いすぎる(^^;;。

作品を撮影するのはOKとのことでしたので、お言葉に甘えて撮らせていただきました。
いくつかご紹介を。

織の作品は、大別して、着尺を仕立てたお着物と帯、タペストリーに分けられます。

まず、以前に紡ぎ(糸作り)を教えていただいた工藤聖美 さんのタペストリー「雪が解けたら」。
ウールの単糸を使った多綜絖の組織織。
カラフルで楽しい作品です。
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拡大すると…f:id:rimikito:20140506154744j:plain
組織図複雑なんだろうな…。。

工芸部の大御所、寺村祐子さんのタペストリー「昼夜2014」。
毎年このデザインで、素材を変えて織っていらっしゃいます。f:id:rimikito:20140506160302j:plain

10年以上前に、高崎市染料植物園で展示をなさった際、展示パネル制作のお手伝いをさせていただいたことがあります。(恐る恐るメールでご連絡を差し上げたのですが、何もわからない私を受け入れてくださり、感謝しています。)
ご自宅にある工房の染め場には、コンロ、タンク等の道具が機能的に調えられていて、さすがプロは違うなーーと感嘆したことを覚えています。

着尺で、一番好きな作品、清水昌子さんの「待つ春」。
絣で模様を出した裾の部分が素敵です。着てみたいな〜。
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国展は12日まで。ご高覧くださいませ。