第88回国展@国立新美術館
今週のお題 「ゴールデンウィーク2014」
連休最後の寒い日。天気予報は当たらなかったですね☁️
工芸部のフロアーには、染織と陶芸の作品が一緒に並びます。
自作のアイデアを見つける参考になるといいな、などと思うのですが、私とは作品のレベルが違いすぎる(^^;;。
作品を撮影するのはOKとのことでしたので、お言葉に甘えて撮らせていただきました。
いくつかご紹介を。
織の作品は、大別して、着尺を仕立てたお着物と帯、タペストリーに分けられます。
まず、以前に紡ぎ(糸作り)を教えていただいた工藤聖美 さんのタペストリー「雪が解けたら」。
ウールの単糸を使った多綜絖の組織織。
カラフルで楽しい作品です。
拡大すると…
組織図複雑なんだろうな…。。
工芸部の大御所、寺村祐子さんのタペストリー「昼夜2014」。
毎年このデザインで、素材を変えて織っていらっしゃいます。
10年以上前に、高崎市染料植物園で展示をなさった際、展示パネル制作のお手伝いをさせていただいたことがあります。(恐る恐るメールでご連絡を差し上げたのですが、何もわからない私を受け入れてくださり、感謝しています。)
ご自宅にある工房の染め場には、コンロ、タンク等の道具が機能的に調えられていて、さすがプロは違うなーーと感嘆したことを覚えています。
着尺で、一番好きな作品、清水昌子さんの「待つ春」。
絣で模様を出した裾の部分が素敵です。着てみたいな〜。
国展は12日まで。ご高覧くださいませ。