日曜織り人PEKOの休日

休日に機織りをしています。

巻き取り→織り始め…までの長い道のり。

経糸張りの最終段階。
綜絖に通した経糸を結びつけ、巻き取り棒に巻きます。
巻き取り棒には、男女があって、経糸を巻き取る方が男巻き(おまき)、織った布を巻き取る方が女巻き(めまき)。女巻きは千巻き(ちまき)とも言います。

こちらは男巻き。巻き取り棒には2cmごとに切り込みを入れた白い布(ビームクロス)を装着してあります。
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巻き取り時に経糸のテンションを均一にするのが、きれいに織る秘訣です。
糸が途中で切れたり、抜けたり、絡んだり…トラブると大変。。
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こちらは女巻き。織った布が巻き取られていく方。
巻き取り棒は、ビームクロスに隠れて見えませんが。

両端が緩みがちになるので、全部結びつけ終わったら、最後に両端を結び直します。
終了したら、タイアップ。踏み木と綜絖枠を繋ぎます。踏み木に結んである紐の、もう一方の端につけてあるS字フックを、綜絖枠の下端の穴に通します。
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私の持っている織り機は、踏み木が4本しかないので、綜絖を4枚までしか使えません。
当然、綜絖枚数が増えれば増えるほど、複雑な模様や多層の織地が織れます。
(因みに、手織りでは16枚綜絖まで可能だとかつて先生に伺ったことがあります。)

でも、私は4までしか数えられないので、4枚綜絖が限度。これ以上大きな機を置く場所もないしねー。
4枚綜絖で斜文織もオーバーショット(模様織)も二重織も、かなりいろいろ出来ますよ(^^)

踏み木を綜絖枠に取り付け、踏んでみて糸が絡んでいたら、筬と綜絖の順序が一致していないので、修正します。
この時点で、筬通しや綜絖通しの間違いが発見されることも多いのですが、そういう時はがっかり(>_<)涙を飲んでやり直し(T_T)

実は今回1カ所ありました。あーやっぱり。。
本当は筬と綜絖のやり直しになるのですが、それは大変なので、応急処置して織リ始めます。

まず、平板2枚入れてから捨て織り。今日はここまで。

あー疲れた‼︎
まだご飯食べてないんだ〜(^^;;